ニーノ・カルーソ展(京都国立近代美術館)鑑賞記


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(写真は美術館の前を撮影したものです)

本日1/10、京都国立近代美術館でニーノ・カルーソ展を鑑賞した。展覧会の副題が「記憶と空間の造形 イタリア現代陶芸の巨匠」とあって、フライヤーに載っている作品の写真もなかなか面白い作品があったので、観に行くことにしたのだ。

展示室に入ると、ほぼ時系列に作品が展示されていたが、美術館の空間を生かすようにもなっていた。最初は陶芸から始まったのだが、やがて鉄や木、グラスファイバーなども使うようになったり、さらにモジュラー・ユニットの組み合わせによる大規模な彫刻へと発展していく。

そのユニットの部分だけみてもまるで神殿の柱や壁のような複雑なパターンが刻まれていた。そしてそれが繋がれた作品も展示され、地中海地方の神話や遺跡などを思わせるそれらの作品は、古代と現代をつなぐようなスケールの大きさを感じさせた。

その一方で手捻りによる彫刻作品も並行して創られ、それは自身がみた夢の記憶だそうで、素朴さを感じさせた。

また、イタリアらしいというのか、赤や青など原色かそれに近い彫刻も多くあって、私はそこが気に入った。

モジュラー・ユニットの組み合わせによる彫刻作品は実に緻密に計算されている。私も立体作品を創ることがあるので、このニーノ・カルーソの作品の創り方には学ぶものが多くあった。


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